【診療報酬請求事務能力認定試験】資格の概要・試験難易度を解説。独学で合格できる?

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診療報酬請求事務能力認定試験

診療報酬請求事務能力認定試験は、数多くある医療事務の資格の1つで、民間団体が認定する資格です。医療事務としての知識やレセプト作成などの実務能力を測る資格試験はたくさんあります。

 

それらの資格の共通点はすべて民間資格で、出題内容や合格ラインがまちまちであること、試験の際に参考資料を持ち込むことが可能なことです。

 

参考資料を持ち込んで参照しながら、試験の解答ができるので、暗記する必要がないのが特徴です。

医療事務資格試験は医療事務管理士、医療事務実務能力認定試験など現在、30数種類あります。

診療報酬請求事務能力認定試験とは

診療報酬請求事務能力認定試験は、医療事務資格試験の中でもっとも難易度が高く、合格率は30%前後です。その他の資格試験の難易度にそれほど大きな違いはありません。

 

診療報酬請求事務能力認定試験は厚生労働省が唯一認定した、公益財団法人日本医療保険事務協会が主催する全国一斉統一試験です。

 

また、診療報酬請求事務能力認定試験以外の資格試験は、医療機関側でそれほど資格の価値が把握・認知されていない可能性があります。

 

診療報酬請求事務能力認定試験を受験する人

公益財団法人日本医療保険事務協会のHPに掲載されている受験者状況によれば、受験者の約9割は女性です。年代別に見るともっとも多いのが16~20歳で38.6%、次に21~25歳で20.3%、26~30歳で15.9%です。30歳以下が全体の約75%を占めます。

 

医療事務の実務経験は有る方が17.8%、無い方が75.9%となっています。これから医療事務の仕事に就く方、病院やクリニックでの就職を目指す方が多く受験していると考えられます。

 

すでに医療事務の仕事に就いている方は、診療報酬請求事務能力認定試験に合格することで、実務スキルの証明になります診療報酬請求事務能力認定試験は公益財団法人が主催する全国一斉統一試験であるため、医療機関や医療従事者に浸透しています。合格者に資格手当を支給する医療機関も多いので、現在の職場でキャリアアップを図りたい方にもぴったりです。

 

また、医療保険事務の教育機関にも評価されているため、試験の受験勉強がカリキュラムに導入されることもあります。

 

診療報酬請求事務能力認定試験合格者の就職先

診療報酬請求事務能力認定試験に合格した人の就職先は、総合病院のような規模の大きな医療機関から、地域のクリニック、歯科医院などになります。

 

診療報酬請求事務能力認定試験は、診療報酬請求(レセプト)業務の実務スキルの証明になるので、即戦力としてアピールできます。就業形態も正社員だけでなく、派遣やパートなどで働くこともできるので、結婚や出産後に復職する女性に適した仕事と言えます。

 

医療事務自体が女性に人気の高い職種で、就職活動では競争が厳しくなっています。他の応募者と差をつけるには、医療事務でもっとも難易度が高い診療報酬請求事務能力認定試験の資格があると有利です。取得した資格に有効期限はないので、1度取得すると更新する必要はありません。

 

診療報酬請求事務能力認定試験の資格の概要

診療報酬請求事務に従事する方の資質・スキル向上を図るために実施されます。

 

受験科目は医科と歯科のどちらかを選択し、学科試験と診療報酬請求事務の実技試験があります。試験会場に診療報酬点数表やその他の資料の持ち込みが可能ですが、パソコンやスマホなど電子通信機器は持ち込みできません。暗記する必要がなく、認定試験の受験対策本も出ているため、独学で合格を目指すことも可能です。

 

ただし、受験対策本は診療報酬算定の知識がある方向けの内容になっているので、知識が無ければ医療事務の基礎学習が必要です。医療事務は通信講座で受講することもできます。知識ゼロから始めるなら、試験半年前から基礎学習をスタートさせます。3ヶ月後に診療報酬請求事務能力認定試験の受験勉強をスタートするスケジュールで、合格を目指すことは可能です。

診療報酬請求事務能力認定試験について

受験資格

学歴や年齢制限などはなく、誰でも受験できます。

 

合格率

全体の合格率は30%前後ですが、医科は約30%、歯科は約38%です。解答の採点はコンピュータで行い、公正・正確を期すため、合格ラインが公表されるまで約2ヶ月かかります。

 

試験日

例年7月と12月の年2回、全国17ヶ所で一斉試験となります。

 

受験料

9,000円(税込)

 

出題内容

学科試験20問、実技試験2問が出題されます。実技試験は外来と入院の2つの症例から、実際のレセプト作成実務を行います。
<実技試験の例題>
麻酔管理料(Ⅰ)届出あり、麻酔科標榜医により手術前後の診察及び麻酔を施行
4/20
・膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的)「口 その他のもの」
・閉鎖循環式全身麻酔(仰臥位、9:30~11:45
 液化酸素CE 850ℓ
 セボフレン吸入麻酔液 120mℓ
 ベクロニウム静注用4mg「F」 1A
 ネオスチグミンメチル硫酸塩注射液0.05%4mℓ 1A
 笑気ガス 550g
(資格の学校TACより例題出題)

 

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